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徳永産婦人科

主な検査

◆子宮卵管造影検査(HSG)
卵管の通り(通過性)が良好なことは自然妊娠が成立するためには必須な状態です。この検査では子宮から造影剤を注入し、X線をあてて卵管の通過性、子宮の形態、癒着などの評価を行います。検査は月経が終わってから排卵までの間に行います。造影剤を入れる際に卵管の通過性が不良な場合に多少痛みがある場合があります。

またこの検査では、狭くなっている卵管部分を押し広げながら造影剤が通過していきます。そのため卵管の通過性が回復し検査後に約半年間妊娠率が高まるという治療効果もあります。 痛みに不安がある方は坐薬の痛み止めを使用しますので、ご相談ください。

なお、当院では、デジタル撮影を用いています。そのため、より被曝の影響は少なく、身体への影響も配慮しています。

◆子宮鏡検査
子宮の内膜にポリープなどができることがあり、それによって月経時期ではないのに出血が起こったり(不正出血)するトラブルが起こることがあります。それ以外の月経時トラブル、不妊の状態等で子宮の内腔を直接見て確かめたいときにこの検査を行います。この検査は、月経終了日〜排卵する日までの間に行う検査です。

子宮鏡という細い内視鏡を子宮の中へ挿入して、子宮内の状態を確認していきます。内膜ポリープや子宮筋腫などの病変が確認された場合、後日子宮鏡下手術を行い、 子宮鏡の先端にある電気メスを操作して病変を切開・切除します。膣から内視鏡を挿入するので、切開等の傷が無く、体への負担が少ない手術です。

子宮鏡を行うときには生理食塩水等の液を子宮内部で流すため、検査後の子宮内部の着床環境が改善されると言われています。さらに手術により病変を取り除くことで、 着床を妨げていた原因がなくなるので、自然妊娠も期待できます。

◆AMH(抗ミュラー管ホルモン)
卵子は、精巣で作られる精子と違い、生まれる前に作られた卵子が卵巣で保管されている状態です。その後排卵などで年齢とともに減少していきます。 その数は個人差が大きいため、患者様一人一人の卵胞がどれだけ残っているかを知ることは治療をすすめる上でとても重要です。

AMHは発育途中の卵胞から産生されるホルモンで、その値が卵巣内の残存卵胞数を反映します。つまりAMHが高いと卵巣内に発育可能な卵胞が多く存在するということを示します。 低い場合は採卵できる卵子数が少ないことを指しますが、決して妊娠できないという意味ではありません。あくまで卵巣内の卵胞数の目安です。検査は月経時期に関係なく血液検査で測定することができます。

◆ホルモン検査
卵子が排卵してから着床、妊娠成立する過程には様々なホルモンが関与しています。 それらのホルモンが適切な時期に正常に分泌されているのかチェックし、子宮・卵巣の機能不全や排卵障害などの妊娠不成立の原因がないか調べます。

ホルモンはそれぞれ分泌が盛んな時期が違うので、検査する時期とホルモンの種類を合わせることが必要です。詳しくはお問合せください。

◆精液検査
精子は精巣で作られて途中で精液とまぜられ射出されます。その過程の一つでも阻害されると男性不妊の原因となります。

精液検査は今後の治療の方向性が決定される重要な検査の一つです。

自宅、もしくは院内にて精液を専用容器内に採取後、スタッフへお渡しください。

当院スタッフが液内の精子の状態(精子数、運動精子数、非運動精子数、運動率、正常率等)を検査します。

運動する精子が少ない場合、人工授精(AIH)や高度生殖医療の適応となります。また、正常率が低い場合も高度生殖医療の顕微授精の適応となります。 精子が確認できない場合、無精子症と呼ばれ、外科的手術によって精子を採取する方法を専門医と連携して行います。

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