こんにちは、培養部です😊
令和4年4月から不妊治療が保険適応されることとなり、4月からの約7か月…
沢山の患者様が当院に治療の為お越しになられています。
その中で、ご説明が難しくわかりにくい治療制度に関してお話しようと思います。
本日のお題は…ずばり‼「先進医療について」です。
皆様、先進医療ってご存知ですか?
先進医療は、保険診療の対象とするかどうかを決める段階の治療法を指します。
特定の病院などで開発された新しい治療法などは、実績を積んて確率されると「先進医療」として厚生労働省に認められます。
ちなみに2022年8月時点で82種類の先進医療があります‼️👀✨
☆先進医療の重要なところ☆
・先進医療自体は全額自己負担(ココ重要‼️)
・先進医療以外の診察料、検査料、投薬料、入院料は公的医療保険(ココも重要‼️)が適応可能
・先進医療と認められていない場合(当院が先進医療としての申請を行っていない場合)は、治療の過程すべてが自己負担
実は当院で行ってきた治療の中に「保険適応の対象外となってしまった治療」があります。
それらが何種類か「先進医療」という扱いで、保険診療と並行して行えるようになりました。
当院で2022年11月時点で申請している先進医療は下記になります。
・タイムラプス
・ERA(子宮内膜受容能力検査)
・SEET(子宮内膜刺激胚移植法)
・子宮内細菌叢検査(EMMA-ALICE)(申請中)
・二段階胚移植法(申請中)
先進医療は、前述したとおり保険診療と並行して行うことが可能です。
そのため、本来自費負担の治療を受ける場合は、一連の治療が全額自己負担となりますが、
保険診療と併せることで患者様の負担をぐっと抑えることできます。
また、患者様が加入されている医療保険から給付金がでる場合があります。
医療保険の中に「先進医療特約」を付帯して契約されている方は、加入されている保険会社様にお問い合わせをしてみてください。
先進医療に関して少し伝わりましたでしょうか?
難しい言葉ばかりで申し訳ありません。
少しでも皆様の疑問が晴れれば幸いです。
当院で行える先進医療の詳しい内容に関しては次回以降のブログで説明していこうと思っていますのでお楽しみに!
なにかご不明な点等ありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください💕