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医院ブログ

葉酸について

今日は妊娠を望んでいる女性に必要な栄養素についてお話したいと思います😊

妊娠中に必要な栄養素として必ず耳にするもののひとつに葉酸があります。

 

葉酸はビタミンB群の一種で、その名の通り葉物をはじめとする緑黄色野菜🥬、豆類🫘、レバー🥩などに多く含まれています。

 

主なはたらきとして、細胞の生産や再生を助け体の発育を促してくれるほか、ビタミンB2とともに赤血球の生産を助ける役割を持っています。

そのため、妊娠中の胎児の体づくりに好影響を与える葉酸は、妊娠を希望する女性に積極的に摂っていただきたい栄養素のひとつでもあります🌷 妊娠中は、初期、中期、後期すべてにおいて必要な栄養素で、不足してしまうと胎児の発育に支障がでる可能性が高まるほか、母体の健康にも大きな影響を及ぼします😰

 

特に妊娠初期に形成される神経系の正常発育の為に不可欠な栄養素で、十分に摂ることで赤ちゃんの神経管閉鎖障害の先天異常を50~70%予防できるといわれています。

妊娠が判明する前から胎児は形成されるため、その時期には必要量の葉酸が母体に存在しないといけません。そのため、妊娠が判明してから摂取するのではなく妊娠を希望する女性はいつ妊娠しても大丈夫なように、できれば1か月以上前から通常より多くの葉酸を補充する必要があります🙆🏻‍♀️✨

 

葉酸の摂取量は、18歳以上の女性は1日240㎍とされていますが、妊娠を希望している女性や妊娠の可能性がある女性は1日640㎍摂るように厚生労働省が推奨しています🥰

また、妊娠中期から後期は1日480㎍、授乳期は1日340㎍の摂取が勧められています。

葉酸は水溶性という特徴があるため、体に蓄積されにくく、熱に弱いため調理後は約50%が流失してしまいます。そのため、普段の食事で十分に摂取するのは難しいのでサプリメントなどで付加的に摂取していきましょう。

妊娠初期は悪阻がきつくサプリメントを飲むことが難しい方もいると思いますが、毎日ではなく気分が良い時に無理のない範囲で摂取できれば大丈夫です👌

 

また、葉酸は果物類からも摂取できますが、果物には果糖も含まれているため多く摂ってしまうと妊娠糖尿病につながる可能性も考えられます😣 葉酸の摂りすぎは自身の発熱や蕁麻疹などを引き起こしたり、生まれた子どもがぜんそくになったりするリスクも報告されているため、適度な量を摂取できるよう心がけてください😌💖

 

葉酸は生まれてくる赤ちゃんの健康に大きく影響する栄養素なので、妊娠前から赤ちゃんのために積極的に摂取するよう意識していきましょう🤱🏻🌼

 

当院でも葉酸サプリメントをご用意しております。

気になる方は来院された際、お近くのスタッフまでお声かけください🙋🏻‍♀️✨

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